成年後見制度の利用促進をはかるため、現在、内閣府において成年後見制度利用促進基本計画の案を検討しているところですが、その案に関して意見を公募していたところ、その意見の概要をとりまとめたものが平成29年3月13日に発表されました
http://www.cao.go.jp/seinenkouken/ikenbosyu/pdf/t-001.pdf
この結果のまとめは、多岐にわたるものでとても参考になるのですが、その中に次のような意見がなされておりました。
【家族信託に関する意見の抜粋】
「民事信託(家族信託)等の成年後見以外の制度の切り分けや双方のメリット・デメリットも周知すべきである。」
この意見にあるとおり、成年後見の仕組みと家族信託の仕組みは相互補完しながら、高齢者等の支援のために活用されるべき仕組みです。
よって、この意見はもっともで、高齢者支援に携わる専門家は、成年後見はもちろんのこと、それに関係する制度についてもしっかりと理解をしておく必要があります。
当事務所では、成年後見についての相談にも対応させていただきながら、相談者様にとってよりよいアドバイスができるように努めております。
「実は、ご自身のことで(又は両親のことで)少し悩んでいるのだが」という方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。